かぞくのくに


いつもの映画館 アイシネマ今治で。12時50分上映なんのでその時間に間に合わせてもらい
1Fのla Soireeでピザ マルガリータのセットのランチ。
映画は前回、予告編で興味を引いた「かぞくのくに」。
北朝鮮出身で在日の女性監督 ヤン・ヨンヒ氏の自伝的・ドキュメンタリー調の内容。
登場人物は少なく、家族4人と親戚と一緒に来日した「同志??」くらい。
家族4人の名前と役者は、
16歳の時、「帰国事業」で本国北朝鮮に帰り今回病気療養で来日した ソンホ・・井浦新
監督自身であろう 妹 リエ・・安藤サクラ
在日朝鮮団体の副委員長の父 ・・津嘉山正種
家計やソンホの子供たちへのおこずかいのために喫茶店を営んでいる 母・・宮崎美子
全員日本人であるが、顔・表情はコリアンになりきっていた。
さすが、名俳優さんたちである。
特に井浦さんは言葉少なく能面のような顔で前編を通していたが、現地人かと思ったほど。
平清盛崇徳上皇役でも能面は変わらないが、感情の起伏が激しかったが本映画では全く平静のかま。
父親の津嘉山正種朝鮮語の会話は、最初現地人かと思わせるほど。
それにつけても、在日の家庭の中で各部屋に金日成金正日の写真を掲げているのは驚きだが現実なのだろう。
まだまだ続く戦後の歴史のしまつであろう。