映画鑑賞 04 神弓


朝鮮の時代劇大作と言うのでしょうか、「韓国のアカデミー賞」を受賞したということで興味があり鑑賞。
時代背景としては、17世紀前半1636年に起こった中国清(まだ後金と呼ばれた)が朝鮮に攻め入り50万人もの朝鮮人を捕虜にしたと言う丙子の乱の話である。
この戦いの中で単騎戦った<神弓>の名手の主人公(パク・ヘイル)。
丙子の乱は、史実であるがこの英雄談はあくまでも架空である。
日本で言えば群雄割拠の戦国時代の映画といえそうだが、外国から攻めてきたと言う点では元寇の方が近いか。
CGを駆使した、また3Dの相当の製作費をかけた豪華大作です。
韓流ドラマは、ほとんど見ていないが朝鮮半島の時代を勉強する足しとしてはまあまあか。
主人公の弓も清国の弓がそれぞれ日本の弓と異なること。
この時代に追っ手の探索に犬を使っていること。(時代考証的には確かめていないが)
などなど日本の時代劇と違うところを見つけることは楽しい。
ただ、この犬を使った場面で大いに脚本的にマイナス点としては、森の中に逃げ込んだ子供たちを追跡している場面で
隠れた子供たちのそばを犬が通過してしまうこと。犬は鼻でしょう。それはないよです。