「菜の花の沖(2)」(文春文庫)より知る雑学。
■金毘羅さん
サンスクリット語で「クンビーラ」は、鰐の意味。
船乗り(漁師・海賊)は、山を見て自分の位置の目印とした。
瀬戸内 塩飽諸島の漁師 塩飽衆の船は讃岐の金毘羅さんの祭られている山を目印としている。
船に金毘羅大権現を祭るようになり、それにならいほかの地域の漁師も金毘羅大権現を海の神様と祈るようになった。
■神無月
毎年10月。諸国の神様が出雲に集まる。
よって出雲では、10月を「神在月」と呼ぶ。
神々は、10月25日に諸国に帰るので、この日を「神去日」(かんさらび)と呼ぶ。